3年ぶりに通行可能!北見神威(カムイ)岬線
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神威(カムイ)岬といえば積丹が有名であるが、オホーツク海の浜頓別町と枝幸町にまたがる神威岬も負けず劣らず美しい。2017年に通行止めとなっていたが、3年ぶりに神威岬の近くまで行くことが可能となった。
目次
北見神威岬
現在の北見市といえば、玉ねぎ・カーリング・焼肉の町として知られている。しかし北海道開拓時代は、稚内から網走のオホーツクラインを「北見」と呼んでいた。その名残で、「北見神威岬」。これは北海道の積丹方面にも神威岬があるので、区別するためである。
「カムイ」とは、アイヌ語で「神」を意味する。幕末に北海道を旅した松浦武四郎は、アイヌの人々が北見神威岬を「神霊の宿る地」として敬っていたと記している。また、開拓者たちにとっても信仰の対象となっており、「龍神が住う」との伝承が伝えられてきた。
名勝ピリカノカ神威岬(カムイエトゥ)看板より抜粋
いずれの神威岬も、美しくも威厳のある佇まいである。まさに「カムイ」と冠されるにふさわしい名勝である。
2017年6月から通行止めだった
北見神威岬がバッチリ見える神威岬線は、岩盤の崩落により、2017年6月から通行止めとなっていた。そのため、遠くの方からしか岬が見えなかったが、2020年工事が終了し、再び通行が可能となった。この荒々しい神威岬の姿を再び見ることができるように…!!
最後に…
神威岬線は、秋になると釣り人が大変多く、混雑するので注意が必要です。また、崩落した部分の道幅は狭く、車1台通るのがやっとという感じになっています。
車で訪れる際は、浜頓別町側から進入し、来た道をUターンして戻ることをおすすめします。枝幸町側の道路は狭く、車1台しか通れないためです。
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