北海道ビーチコーミングその4(稚内・東浦)
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稚内市にある東浦地区は、昭和30年代にメノウがたくさんとれた。当時は加工場なども建てられ、アクセサリーなどがお土産物として人気が高かった。飴玉くらいの石一つで5,000円は下らなかったとか。現在もメノウは落ちているのか。いつも気になっていたので調査してみた。
目次
昭和昭和37年頃は「宝石ラッシュ」
宗谷岬からオホーツク海を車で15分ほど走っていくと、東浦地区に出る。この辺りは、昔からメノウ石がとれることで知られていた。メノウ石のブームは昭和37(1962)年から昭和38年頃。「キングストーン」という会社が稚内にできて、アクセサリーを販売していた。
その頃だと飴玉くらいの石1個で5,000円〜10,000円以上の価値があったという。その時代は、ゴールドラッシュならぬ、宝石ラッシュだったとか…。
東浦海岸線を車で行き来しても、釣り人しか見かけない。もう石は取れないのだろうか。メノウなんて、今は誰も見向きもしないからなのか。
いざビーチコーミング!
早速海岸線に出てみると、砂利が多い印象。これは期待が持てそう。
宗谷岬付近で採取できるメノウと同じく、丸みを帯びている。白いものよりも、色がついているメノウが多かった。15分程度で、十分メノウを取ることができる。それ以上いたら、家が石だらけになってしまうだろう。
東浦は現在もメノウの宝庫だった!
東浦地区は、昔からメノウがたくさんとれていただけあって、やはり現在でもたくさんのメノウがとれることがわかった。じっくり探せばきっとお気に入りのメノウも発見できるだろう。
今回の記事は北海道バス事業協同組合発行「ガイドブック(道北編2)」を参考に書かせていただきました。ありがとうございました。
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