柱状節理が見られる−雄冬岬展望台
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増毛町に立ち寄りの際はぜひ、雄冬岬展望台にも足を伸ばしてみてください。素晴らしい眺望です!
目次
雄冬岬展望台
増毛町市街地から石狩・札幌方面へ、車で30分程度走ると雄冬岬展望台があります。増毛町市街地は、明治から昭和にかけての建造物が立ち並び、レトロな雰囲気が漂いますが、雄冬地区まで走ると日本海の風景が際立ちます。
雄冬の街の建物は「歴史的建造物」というわけではないですが、昭和ノスタルジックな雰囲気が感じられます。日本の田舎的風景で、どこにでもありそうな、誰しもが懐かしく思うような風景。しかし実際探そうと思ったら、なかなか見つけられない風景だと思います。
急な坂道を車で登っていくと、雄冬岬展望台があります。
展望台は標高135メートルに位置しており、岩場に作られた階段を登って行きます。
下が透けて見えるタイプの階段って、いまだにニガテだわ…笑。
階段のある辺りはゴツゴツとした岩場になっていて、岩が落ちて行かないのか不思議でした。8月上旬に訪れましたが、早くも紅葉が始まっていました。さすが北海道!
展望台に行く途中で振り返ると、立派な柱状節理が見えました。展望台の最上階まで、やはり階段が続きます。展望台の中は、アブが入らないようにと、窓もドアも締め切られています。もちろんクーラーはなし!
景色は最高ですが、暑い…。
景色はいいのですが、暑すぎるので展望台には長くいられません。展望台を出た方がゆっくり景観を楽しめますね。
かつては陸の孤島だった雄冬
暑寒別の山々と日本海に取り囲まれた雄冬エリアは、道路・トンネル工事が終わるまで、冬になると主な移動手段は船でした。そのため、「陸の孤島」、「第二の知床」などといわれてきました。現在では美しいと思う柱状節理も、かつては移動を遮るジャマなものでしかなかったのですね。道路づくりも、生活も、大変な苦労がありました。
しかし、今では車であっという間に雄冬にたどり着くことができます。雄冬海岸や街の風景は、そういった歴史を秘めていると思うと、やっぱり特別なものと感じますね。
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