これを見ないと終わらない!(秋のサロベツ)
Sponsored Link
北海道もすっかり秋となり、サロベツ原生花園にはエゾリンドウの花が咲くころ…。秋の花を探してサロベツを訪ねました。
目次
秋に咲く花々
季節を通して、たくさんの花々が咲き乱れるサロベツ。季節によって、咲きかわる花々を見に行くのも醍醐味の一つです。
秋になると、「やっと順番が回ってきた!」とばかりに咲く花もたくさんあります。大きくて鮮やかな「エゾリンドウ」は、一年に一度は見たい花です。
個体によって、色が少しずつ違うのも魅力的です。
白くて小さな花は「ウメバチソウ」。小さくて可愛らしい花です。
サロベツ原生花園の木道以外にも、たくさんの「ミヤマアキノキリンソウ」を発見しました。鮮やかな黄色が目立ちます。
秋になると実を結ぶ
秋になると、春から夏にかけて咲いていた花々は、次々と実を結び、次のシーズンへの準備を進めています。実の数だけ、花があったことを想像するのも楽しいですね。
秋の湿原では、「この実の正体は何?」という植物の名前を当てるゲームが始まります。マニアックすぎて誰も答えられませんけど〜!
ホントは、意外とすぐにわかるのですよ(^^;; 葉っぱと実のつき方で、正体がバレます。下の緑の実は「サワギギョウ」の実です。
「クサレダマ」は実の方がかわいいかも⁈ 花と実を比べるのも楽しいですよ。赤くなっている小さな実は、クサレダマの実です。かわいい見た目ですが、名前がヤバそう。漢字で「草連玉」と書き、間違っても臭くはないのですよ。
ガマの穂もサロベツにはたくさんあります。
幌延サロベツの様子
幌延町にあるもう一つのサロベツ湿原にもお邪魔しました。咲いている花はほとんど同じ、エゾリンドウ、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウなどでした。
夏に見た「ヤマドリゼンマイ」も秋色に衣替えしていました。
沼の中にあった花は終わっており、かわりに「フトイ」が見られました。サロベツにはありませんが「ホソイ」という植物もあるみたいですね。名前がテキトーすぎる…笑。
これがフトイか〜。すぐに見たことを忘れそう…。
秋も魅力的なサロベツ
秋に咲く代表的な花と実を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 夏にはない魅力があったかと思います。帰り道、エゾリスが道路に飛び出して来ました。動物も冬支度に忙しいこの時期は、夏は滅多に見られない動物も頻繁に姿を現します。そんなところも秋の魅力の一つですね。
Sponsored Link