フェリーでの船酔い対策
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明日からいよいよフェリーで利尻島・礼文島へ! というお客様の悩みのタネの一つに、「船酔い」があります。利尻島・礼文島に通い詰める私の船酔い対策を紹介します。
目次
睡眠不足は大敵−体調を整えて
どんなに船酔いしない人でも、体調が悪いとき、2日酔いのとき、寝不足のときは酔いやすくなります。フェリー乗船前日のどんちゃん騒ぎなどもってのほか!(誰もそんなことしません!というツッコミが飛んできそうですが…)
まずは十分な睡眠と休養こそ、最も重要かと思います。
横になるスペースがあれば寝てしまう
フェリーによっては、椅子席とカーペット敷のスペースがあります。もしフェリーが空いていれば、ゴロンと横になって頭をつけて寝ると、個人差はあるものの揺れを感じにくいです。
動いているフェリーの中では、立っているよりも、座った方がふらふらしないので、揺れの影響が少なくなります。さらに、座るよりも頭をつけて横になった方が、揺れに逆らわない分、影響が少なくなるというわけですね。寝てしまえたら楽ですが、目を瞑っているだけでも、視界が揺れないので安心です。横になれなくても、静かに座り、ウロチョロしない! 鉄則ですね。
※混雑しているときは横になれません。1人でも多くの方がゆっくりできるよう、荷物は荷物スペースや廊下に出すなど、ご配慮を…。
船首付近のスペースは揺れを感じやすいので避ける
広い船内では、揺れを感じやすい場所と、比較的マシな場所に分けられます。
最も揺れを感じやすい場所は、船首部分とされています。波がダイレクトに当たるからです。それはそうと、船首ってどこよ? って話ですね。どの船も、売店の裏側が船首近くになります。甲板ベンチ席の反対側です。→ハートランドフェリー船内MAP
でも、船首付近しか空いてなかったら、観念して寝てください。
船員さんも飲んでいる「栄養ドリンク」
高波や、激しい船体の揺れが想定される日の運行では、船員さんでも酔ってしまうことがあるそうです。そんなときは「酔い止め薬」を飲むのではなく、栄養ドリンクを飲んでいるのだとか。液体状の酔い止め薬と、栄養ドリンクは、「成分にそれほどの差がない」ということです。毎日船に乗る船員さんが実行しているくらいですから、試してみる価値はあると思います。ちなみに栄養ドリンクは、船内売店でも販売しています。
ちなみに私も観光シーズンは相当フェリーに乗りますが、ヤバそうな日は栄養ドリンクを飲みます。私の場合「プラシーボ効果」もありますね。これを飲めば大丈夫と、信じることも大事⁈
波の高さと風を調べて予想する
波の高さや風向きの状況で、「船体が揺れる」「フェリーが欠航する」などの予想を立てることができます。→気象庁天気予報宗谷地方
波の高さが3メートルや、3.5メートルを超える高さになると、船体は揺れやすく、またフェリーが欠航する可能性もあります。高波プラス北寄りの風が入ると、フェリーの欠航率が上がります。風向きが途中で変化する場合は、注意を要します。島に渡ったはいいが、帰れなくなるということもあります。
夏季は高波になったり、フェリーが欠航することはあまりありません。しかし、秋季になると、風向きが北寄りになり、波も高くなります。なので、フェリーの欠航が増えます…。
進行方向に対して、向かい風や横風になる場合は、船体の揺れを感じやすくなります。これに対して、追い風の場合、船の中は揺れを感じにくくなります。考えるのがめんどくさい人は「今日は揺れますか?」と、船員さんに聞くのが手っ取り早いですね。
おわりに
船酔いしたくない! と思っている人は、出航の前に栄養ドリンクをを飲み、フェリーの後方を陣取って、利尻山が見えようが目的地まで爆睡。あまり神経質にならず、とにかく酔わないと念じることも重要です(笑)
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