侮るなかれ! 熊牧場のクマたち

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 北海道には、ちょっと珍しい「熊牧場」があります。熊牧場といっても、熊が野放しにされているわけではありません。安全にクマを見ることができるように工夫されている牧場なのです。熊牧場のクマたちをみていると、いかにクマが賢いかがわかります。お客様にはよく、「熊牧場なんて」って言われちゃうんですけど、意外と楽しめるんですよ! 今回は数ある熊牧場の中でも、ツアーなどでコースに入ることが多い「昭和新山熊牧場」のクマたちを紹介します。

昭和新山熊牧場

目次

ヒグマ専門の熊牧場、エサもあげられます

熊牧場の建物に入ると、熊さんグッズがたくさん並ぶ売店があります。お人形から木彫り、熊の本などたくさん並んでいます。

熊さんグッズ(白くまは熊牧場にいません…)

 売店の奥に熊牧場の入り口があります。料金は大人850円・小人500円です。入り口にクマのエサが売っており、クマにエサをあげることもできます。クマのエサはクッキーとリンゴです。クッキーは通年で販売されていますが、リンゴの販売は秋からになります。リンゴは人気のため、売り切れていることも…。

途切れていますが、左端がクマ用クッキーです…クッキーは100円

 クッキーは100円ですが、リンゴは200円です。エサなんていいよ…って、

 ちょっと待ったーッ‼︎ エサを持っていかないのなら、熊牧場に入る意味はないッ‼︎

 これマジです。クマをただ単に見るだけになっちゃうので、早い人は5分くらいで終了しちゃうんじゃないでしょうか…。しかも面白くない…。楽しいクマの姿を見たいのであれば、エサは必須です。できたら「リンゴ」を買いましょう! なかったらクッキーでもOKです。

エサを見た瞬間に豹変するクマたち!

 熊牧場のクマは、年齢別に塀で仕切られています。年齢ごとに多数の熊が共同生活をしているので、そこには自ずと「スクールカースト」ならぬ「ベアカースト」が存在しているのです。たくさんエサをもらおうとするクマもいれば、隅っこでじっとしているクマも…。しかし、やはりどのクマも本音はエサが欲しい! どうしたら自分にエサを投げてくれるか、賢いクマたちは、愛嬌を振りまくことを覚えたようです。

 クマたちはエサを見た瞬間に、自分にエサを投げてもらおうと可愛らしく芸(?)をします。下の写真はエサがまだない時の熊の様子です。

エサがない時のクマたち

 エサを見た瞬間!

エサを見た瞬間お立ち台にいるかのように!

 奥には若いクマもたくさんおり、若クマの方が芸が達者かも知れません。中にはV字開脚をするクマも…。

顔が芸の師匠のよう…

 漫画「おそ松くん」のイヤミの「シェー」風のポーズをしてくれるクマも。

イヤミの「シェー」みたい⁈

エサを見てこんなポーズをするなんて、すごいですね。

クマたちのかわいいポーズをたくさん見るコツ

 クマたちのかわいいポーズをたくさん見るコツは、リンゴをたくさん買うことです! そして「リンゴ持ってきたよ〜」ってな感じで、クマたちにリンゴを見せてアピールすることも大事かと思います。かわいいポーズをしたクマにも、隅っこで元気のないクマにもぜひエサをやってみてくださいね!

アライグマもいます

 春にはヒグマの赤ちゃんが誕生し、一般公開されます(5月初旬〜)。子熊もかわいいですよ(子熊にはエサを与えられません)。

子熊

 昭和新山に来たら、かわいらしいクマたちを見にきてくださいね!

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