利尻島・礼文島はいつ行くべきなのか?
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お客様からよく質問されるのですが、この難問にお答えしたいと思います。
目次
結局いつ行くべきなの? という質問の3つの答え
答え1:高山植物を歩いてたくさん見るなら6月中・下旬〜7月上旬!
利尻島・礼文島は、セットで見る方がほとんどだと思いますが、礼文島に咲く高山植物をメインに見る方は6月下旬がオススメ。天然のお花畑を見ることができます。
この時期は、ほとんど歩かない観光地でもお花が多いので、「花が見られたなぁ」と感じます。
これに対し、利尻島は、登山じゃなければほとんど時期を選びません。いつ来てもまぁまぁいい感じで、天気が良ければラッキー。
利尻島の平地で、最も花が咲いていると感じるのは、エゾカンゾウの時期です。エゾカンゾウが咲くのは、だいたい6月の中・下旬ごろ。年により多少の前後はありますが、だいたいそんな感じです。
答え2:そこまでピンポイントで予定組めない人は、6月〜7月
そこまでピンポイントで予定を組めないけれども、それなりに満足できる時期に行きたい方は、6月〜7月に訪れることをオススメします。
6月第一週目は、礼文島固有種の「レブンアツモリソウ」が咲いています。7月に入ると、群生地で「レブンウスユキソウ」が咲きます。ウニ漁も盛んで、特産品のウニも食べられます。花も常にまぁまぁ多いので、満足できる時期だと思います。
8月じゃダメですか?というお声もあります。ダメじゃないですが、8月下旬はオススメしません。もう秋なので。
答え3:山の景色を見るなら5月初旬または9月ごろ
利尻山をとりあえず見たい! という人は、4月下旬〜5月初旬に来ると、見られる確率が格段にアップします。この時期は残雪が美しく、氷山のような利尻山も!
あるいは、9月ごろに来ると、空気が澄んで、利尻山やサハリンが見られることが多いです。
しかしながら、山が美しい時期は、高波になることが多く、フェリーが欠航するリスクも格段にアップします。また、高山植物はほとんど咲いていないか、枯れてしまっている状態です。ウニ漁もやってないです。本当に景色だけって感じです。ツアー代金は若干安くなります…当然だよね〜。
いつ来てもいいっちゃいいんだけど…
今回オススメした時期以外のときが、面白くないというわけではもちろんありません。いつ来ても、タイミングが良ければ、島ならではの絶景を見ることができます。でもせっかくだから、高山植物を見たり、ウニを食べたりしたいですよね。
秋に来たお客様に、「夏に来ればよかった…」ってよく言われます。そんなセリフは悲しすぎます…。
島観光は、フェリーの欠航など、リスクがつきものです。そういったリスクを減らすことができれば、ある程度安心して観光の計画を立てることができますよね。参考になれば幸いです。
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