湧別町・チューリップの見頃はいつ?

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以前から訪れたいと思っていた「かみゆうべつチューリップ公園」に行ってきました!

かみゆうべつチューリップ公園

目次

見頃は5月中旬〜下旬

 今回訪れたのは、2023年5月9日でした。2023年の春は全国的に気温が高かったため、例年よりもかなり早い開花でした。5月9日時点で満足できる開花状況でした。

 2023年は、桜の開花も例年より10日ほども早いため、通常は5月20日前後くらいが見頃なのかと思います。

 見に行くにあたって、花は見頃かどうかがすごく気になりますが、早咲き、遅咲きなど、上手に咲かせている為、5月中旬〜下旬に行けばある程度満足できる開花状況だといえるでしょう。チューリップの一つ一つを見ると、とても綺麗なので、全体的に満開じゃなくても私は満足できました。いつも野草を見ている私ですが、手入れされたチューリップの美しさに感動しました!

 チューリップを見にいくか検討されている方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

湧別町チューリップの歴史

 1957(昭和32)年、湧別町の土壌は、チューリップとアスパラガスが適していると判断され、外貨獲得のため、54戸の農家でチューリップ栽培が始まりました。オランダから球根を輸入し、1960(昭和35)年には海外輸出が始まりました。しかし、1966(昭和41)年にはオランダの球根が値下げされ、日本での栽培が衰退していきました。だんだんと育てる農家は減っていきましたが、余った球根を自宅の庭に植えたり、街でのチューリップへの愛情は途絶えなかったそうです。

 現在のチューリップ公園のある場所(元々は屯田兵の訓練所)を「老人農園」として、チューリップを植え始めたのが、公園の始まりだとか。自分たちが楽しむために、植え始めたチューリップが、国道を通過する人々の目に留まり、いつしかお客さんが集まるようになりました。今では観光の目玉として、チューリップは「町花」として愛され続けています。

色とりどりのチューリップ

行ってよかった!チューリップ公園

 チューリップの花といえば、理科の授業で育てた地味なイメージが私には残っていました。花びらも楕円形で、華やかさは少ない感じ(失礼!)だと思っていました。しかし今回チューリップ公園に行って、チューリップのイメージが変わりましたね。まず、カワイイ!

花びらもひとつひとつ違うチューリップ

 チューリップの違いって、色だけじゃないんですね…。花びらや草丈など、その違いにビックリ。公園内だけでも200種類のチューリップが植えられています。品種ごとに付けられて名前も面白く、それぞれキチンと名札が付けられているので、名前を知ることもできます。私の好きなチューリップの名前は「キャッシュ」。な〜んてね。関西人らしいでしょ笑。「ゴリラ」という品種もありました。ネタか⁈

 ちなみに、チューリップの原種も植えられていました。チューリップの原種って、現在チューリップの姿から程遠いって知ってましたか?

ツリパ トゥルケスタニカ(原種)

 原種は背が低く、葉っぱも地面に近いのが特徴。最初に生えた地域の気候が関係しているのでしょうね! 時期によっては、貴重な原種を見ることもできます。入り口近くの花壇に植えられているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

売店コーナーもありました

 ちょうど昼時だったので、売店にはたくさんの人だかりが…。お土産屋さんやフードコーナー、レストランがありました。

売店

 300円くらいから1,000円くらいのメニューが販売されており、テーブルや椅子などの設置もありました。これお得やね⁈というのが、タコの唐揚げ。

タコの唐揚げ

 歯応えのあるタコの足を揚げており、食べ応えがありました。これで300円。そのほか、地元の食材を使ったメニューなど、普段は食べることができないものがたくさん。

湧別牛を使ったハンバーガー

 お祭りの出店みたいで楽しかったです。外が寒すぎるので車の中で食べましたが笑。北海道あるある。春は寒い。

 来年も行きたいなぁ〜と思えるチューリップたちでした。皆様もぜひ。

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