アンモニアってヤバくない⁉︎ てしお温泉夕映(ゆうばえ)

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夕映外観

夕映の場所はこちら

目次

全国でも珍しいアンモニアが含まれる泉質

温泉マニアや温泉ソムリエといった、温泉のスペシャリストの方々から注目される温泉がてしお温泉「夕映(ゆうばえ)」である。

全国的にも珍しいアンモニアが含まれる泉質である。しかも、アンモニア含有量が大変多いといいうことで知られている。

しかしながら、アンモニアときいて喜ぶ人はそれほどいない。むしろ顔を背ける人もいるくらいだ。なんせかんせ「アンモニア」といえば排泄を連想させるからだ。

ヨウ化物イオン

また、北海道の素晴らしい温泉地の1つに十勝川温泉がある。十勝川温泉は、長い時間をかけて、植物が分解されずに残った泥炭などを濾過して、湧き出してくる温泉である。植物由来の成分が含まれるため、ほうじ茶、コーヒーのような色をしているのが特徴で、お肌がツルツルになる「美肌の湯」として知られる。このような温泉には、ヨウ化物イオンという物質が含まれているらしい。

ヨウ化物イオンを含む温泉の色 ウーロン茶のような色といわれることも

天塩温泉には、十勝川温泉と同じヨウ化物イオンが含まれており、色みも茶色いのが特徴である。

いざ入浴♨️

行ってまいりま〜す

入ってすぐに、アンモニアが揮発しているせいか、目がしみるような感じがする。しかしそれもすぐに慣れる(私はすぐに慣れたが、これが嫌な人もいるだろう)。

お湯はほうじ茶風の色で、十勝川温泉を彷彿とさせる!

北海道の温線好きの中も、十勝川温泉は大変な人気だ。それがこの、道北エリアの天塩町で入れるとは、感動である。

天塩温泉の浴槽は2つあり、高温と低温、そのほかに日替りの薬湯が1つある。露天風呂もあるが、冬場は閉鎖されてしまうということだ。

それほど長湯しなくても、いつまでもポカポカと暖かかった。外は吹雪だったが、湯冷めせずにいられた。

天塩温泉は、お湯に含まれる温泉成分が大変多いので、短時間でも効果が期待でき、長湯すると湯あたりしたりすることもあるほどだという。→「夕映」Webページ

天塩町はシジミで有名

北海道の北部天塩町の場所

天塩町の特産品は、シジミであり、温泉の売店に行くと、たくさんのしじみ商品が販売されている。

売店コーナー
「てしお仮面」印のシジミラーメン

中でもおすすめなのが、しじみラーメンだ。天塩町のご当地キャラクター「てしお仮面」が目印だ。もちろん、天塩町原産のシジミが含まれている。

そのほか、夏季限定だが「てしおChu Chu プリン」というお土産もある。温泉といえばプリンだが、小さなマヨネーズ風の容器に入っており、チューチューと吸って食べるのが特徴のプリンだ(夏季限定のため、写真が無くてごめんなさい)。TV等で取り上げられて、一時人気を博した。気になる人はぜひ夏にお運びください。

温泉好きにぜひおすすめ

全国でも珍しい泉質ということもあって、最近注目の温泉の1つだ。温泉好きには、ぜひ入ることをおすすめする。

ちなみに天塩町は人口よりも牛が多い酪農地帯でもある。

私は、数年前の夏に初めて天塩温泉を訪れた。露天風呂に入っていると、ちょうど牧草に堆肥を撒いていたらしく…

お湯はアンモニア臭で小さい方、外の匂いは大きい方でした、というオチです(^^;)たまたまそういう日だっただけで、いつもじゃないから安心してください。

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