第73回さっぽろ雪まつり開催！

　大雪像は3年ぶりのお目見え！　第73回さっぽろ雪まつりがついに開幕しました。期間は2023年2月4日〜11日。

規模縮小の開催となりましたが…

　新型コロナウイルスの影響で、会場を設けての開催は3年ぶりとなったさっぽろ雪まつり。毎年見ていた雪像が見られないのは、やはり寂しいものでした。今年はやっと見ることができると、開幕からたくさんの人が詰めかけていました。

　コロナ対策のため、体験型雪まつりの「つどーむ」会場は中止となり、大通り会場も飲食の提供はほとんどしていません。会場も例年より縮小され、1丁目〜10丁目までの1.3キロ。雪像の数は100基となりました。雪像が一番多かった時は300基を超え、コロナ以前でも200基前後はありました。会場を歩いていても寂しい感じはありましたが、それでもまた雪まつりを見ることができた嬉しさがありました。

インパクトのある大雪像は、芸術性、話題性を追求

　今年の雪像の一部をご紹介します。やっぱり大雪像は迫力がありました。

　例年はスケートリンクだった1丁目は、カーリング場になっていました。スケートリンクは、北海道庁旧本庁舎前「アカプラ」に移ったようです。カーリングも人気がありますからね！

　4丁目は、北海道に生息していたとされるティラノサウルスとむかわ町で発見されたカムイサウルスの雪像。北海道はたくさんの恐竜の化石が発見されています。

　こちらも以前から人気のサラブレッド像。夜はプロジェクションマッピングが行われます。サラブレッドは、プロジェクションマッピングの題材にしやすいのでしょうかね…。ここ数年、常連の雪像です。

　医療従事者の方々に感謝を込めて、ナイチンゲールの「エンブリー荘」がイメージされました。ナイチンゲール家の別荘が「エンブリー荘」。こちらの雪像は自衛隊さんが製作協力しています。雪像とは思えない精緻さです。

　開拓使直営のホテルだった「豊平館」。1880年に建築され、現在にもその姿をとどめています。こちらも自衛隊さんが製作協力しています。素敵な雪像ですね〜。

　北海道では話題沸騰の日本ハムファイターズの新球場と、新庄剛志監督をイメージした雪像です。こちらは北海道民にとっては嬉しい雪像ではないでしょうか。

　主な大雪像をご紹介しましたが、中雪像もたくさんあり、人気の「初音ミク」の雪像や「五等分の花嫁」など、アニメの雪像が多い印象でした。海外からの観光客も意識してのことでしょうか。「推し活」は日本経済を回すといいますが、アニメ人気恐るべし！

　初音ミクは、毎年新しく書き下ろされる「雪ミク」目当てに、たくさんのオタクが押し寄せる。グッズの販売ブースはすごい人だかりです。注：オタクは褒め言葉。私もさまざまなオタクです。

　そのほか遊戯王、僕のヒーローアカデミア、夜は猫といっしょ、スマホゲームの雪像など、アニメ系が多い印象でした。

雪まつりの隠れた楽しみ方ー協賛ブースを巡る

　雪まつりを見ていると、たくさんの協賛会社のブースがあります。昔ほどではなくなりましたが、ブースにちょっと立ち寄るだけで、粗品や試供品などのプレゼントがあります。最近は有料のものも多いのですが、昔は雪まつりで食料を調達したもんですじゃ〜。今回の戦利品はコチラ↓

　ブースのイベントはタイミングにもよりますが、午前中の方が商品の配布が多いです。こんな隠れた楽しみ方もあるのです⁈ ちなみに献血ブースもありました。素敵な商品がもらえますのでぜひ。