幻のキノコ「エゾユキノシタ」を食す!!!

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北海道でも市場に出回ることが少ない「エゾユキノシタ」というキノコがあります。雪が降る頃に収穫できるので「ユキノシタ」なんだとか…。話には聞いていましたが、初めていただきました。

ユキノシタ

目次

「エゾユキノシタ」はほとんど栽培されていない幻のキノコ

北海道愛別町は、キノコ栽培の盛んな町として知られ、エノキ、ナメコ、マイタケなどを主軸に生産しています。その生産量は、道内の80%を占めているのだとか…(2018年調べ)。そんなキノコの町でもほとんど出回らない「エゾユキノシタ」という幻のキノコがあります。

栽培しているのは、愛別町の「上川中央農業協同組合」です。天然物は、秋頃、道の駅やスーパーなどで販売され、栽培されたものより大ぶりのものが多い印象です。

茎は茶色く、傘は黄色っぽい白色で、少し変わった外見です。汁物に入れると、出汁が出て美味しいらしい…。

そんなエゾユキノシタを5月の稚内で発見!値段も100円ほどとお買い得でした。これは食べるしかない! 早速味噌汁とバター焼きにしていただきました。

味、歯ごたえはエノキダケ⁈でした

多少ぬめりがあると聞いていましたが、ほんの少しという感じでした。ナメコの半分以下のぬめりです。天然物はもっとぬめりがあるのかも知れませんが…。バター焼き、と味噌汁で半分ずつ調理しました。

バター焼き完成図

 キノコに火を入れると少なッ‼️ たったコレだけ〜⁈ 寂しい…。一パック使ってもメインになれない系じゃないですか…。

でも味は深みがあって美味しい! エノキダケのような食感ですが、味はさらに深みがあるような感じです。

味噌汁

 あまりにもキノコが少なすぎて、ただの汁ですね…スミマセン。ちゃんと入ってるんですけどねぇ…。

やはり出汁がきいていて美味しかったですね。

エゾユキノシタは、エノキダケの原種に近いそうです。エノキダケっぽくて当然ですね。なので、シメジやマイタケなどのようなクセがなく、キノコが苦手という人にもオススメです。

難点は市場にほとんど出回らないという点ですが! 私はすっかりファンになりました。札幌方面では出回っているようですので、機会がありましたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

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