利尻島・礼文島の「寒海苔(岩のり)」が最高においしい!
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北海道の日本海側では、厳冬期のみ海苔の採取が行われる。厳冬期のみに採取されるので、「寒海苔」と呼ばれている。すべて手作りということから、手間暇がかかり、採取される量もわずかである。市場に出回るのはごくわずかであるため、幻の海苔と呼ばれる。特に北海道松前地方が有名であるが、利尻島や礼文島でも採取されている。この海苔を使った「のり弁」がまた、最高なのである!
目次
隠れた利尻島・礼文島の名産品寒海苔(岩のり)
利尻島と礼文島のお土産といえば、昆布やウニだけだと思っていませんか?もちろん昆布やウニは外せないお土産品ですが、隠れた名産品が「海苔」です!
厳冬期にしか採取されないので、「寒海苔」。岩場にはりついた海苔を採取するというところから「岩のり」とも呼ばれます。
冬の荒波にも負けず、岩場にはりついた海苔を手で採取する。不純物を取り除き、海苔を包丁でたたき、細かくする。簾の上に木の枠を置き、海苔を流して乾燥させる。何とも気の遠くなるような作業により寒海苔は作られる。
採取される量が少なく、ほとんど地元の人たちによって消費されるため、市場にはほとんど出回らないのが現状である。現在は、ごく一部の売店などで販売されている。
しかしその値段は大変高いもので、大きめの海苔一枚で800~1,000円前後が相場である。通常の海苔よりも手間暇をかけており、海苔自体が分厚いので、高価なのも頷ける。そしてそれほどの価値がある。
のり弁の作り方
寒海苔を使った人気のメニューは「のり弁」です。ごはんと海苔をミルフィーユ状に交互に詰めていくというものです。
それでは、もっともポピュラーなのり弁の作り方を紹介します!
まずはじめに、のり弁に使う海苔を軽くあぶっておくと、より一層よい香りがします。
次に、お弁当箱や、お重などの底にご飯を少量詰めます。
適当な大きさに切った海苔を敷きつめていきます。
海苔の上にお好みでしょうゆを少したらすとGOOD!
海苔の上に先ほどと同じように、薄くごはんを敷きつめていきます。
さらに海苔を乗せていきます。またしょうゆもお好みでたらしてください。
海苔の上にご飯を敷きつめたら、その上に海苔を乗せてもOK!お好みでかつお節をまぶすのもGOOD!
最後にしょうゆをお好みでたらしたら、サイコーにおいしいのり弁の完成!
最後に
寒海苔は、大変貴重なもので値段も高いが、普段の海苔よりも味も香りも格段にアップする。幻の寒海苔を使ったのり弁をぜひ食べてみてください!
寒海苔が売っている売店 利尻島:米田商店
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