最北端のバス停
Sponsored Link
目次
特別なバス待合室
日本最北端宗谷岬へは、宗谷バスの路線バスでやってくるという人も多い。しかし矢継ぎ早に宗谷バスはやってはこない。それはわかりそうなものだが、来たはいいが…と時刻表の前でぼう然と立ち尽くす人の何と多いことか…
そんな方々のためだろうか。この辺りでは比較的大きめの待合室があり、待合室の中には椅子やテーブルがある。
そればかりではない。ノートが置かれてある。
誰でも気軽に書いたり読んだり…暇つぶしに。
これを見ていたらあっという間に時間は過ぎようというものだ。
72時間
NHK「72時間」というドキュメンタリー番組でこの待合室が取り上げられた。
「72時間」は、3日間続けて同じ場所に撮影用カメラを設置し、インタビューを通じて行き交う人々の人間模様を探るというような番組だ。
宗谷岬のバス停では元旦前後の3日間、カメラが設置された。実に様々な理由で宗谷岬に人々が集まってくる。
バス停ではカウントダウン、炊き出しが行われる(もちろん実際に参加したわけではない!)。
屋根が飛んでいって無い…
つい最近気づいたことがある。それは待合室の外観が変わってしまっていることだ。かつては日本最北端の地の碑にちなんだものだろうか、屋根のように三角のオブジェが建てられていた。それがいつの間にかなくなっているのだ。
「Google マップ」にアップされた写真を見てみると、かつての姿を見ることができる。以下はその写真である。写真は「Google マップ」から拝借しました。
おそらく宗谷岬名物の強風によって飛ばされたに違いない。
Sponsored Link