北海道のヤバいお土産「ジンギスカンキャラメル」

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北海道のお土産は、美味しい、また食べたくなる、あげたら喜ばれる。しかしそれは、ある意味フツーであり、当然である。そんな「当然」を覆すお菓子が、北海道にはある。その1つが、「ジンギスカンキャラメル」だ。

目次

マズいことで有名なジンギスカンキャラメル

ジンギスカンキャラメル

北海道といえば、ジンギスカン。羊の肉を、ドーム型の鍋で焼き、特製のタレをつけて食べる、北海道を代表する郷土料理の1つだ。ジンギスカンそのものも、日夜の研究によって、クセが少なく、美味しく改良されてきた。その、ジンギスカンの味のキャラメルである。

キャラメルとジンギスカン。なんともミスマッチである。そう、決して美味しさを追求したものではない。なんとこのキャラメルは、マズいことで有名なのだ。

箱を開けてびっくり意外にフツーの見た目

ジンギスカンキャラメルという名前から想像するに、茶色いキャラメルがなと思いきや…色は白。

見た目は至ってフツーのキャラメル

食べるとやっぱりジンギスカン風味のキャラメル…

販売しているのは札幌グルメフーズ

ジンギスカンキャラメルを販売しているのは、「札幌グルメフーズ」。北海道のキャラメル製品全般を取り扱っている。いろいろな観光地で見かける「夕張メロンキャラメル」などが1番の売れ筋商品である。夕張メロンキャラメルは、北海道のキャラメルの売上数No. 1であり、なんとそれは28年間にも及ぶという。

その他にもいろいろな美味しい北海道のお菓子を販売し、当然ながらマズいものばかりを取り扱っているわけではない。そんな会社があったら潰れるか(^^;;

美味しいものが作られて当然の菓子メーカーで、なぜこのような商品が作られるに至ったか。実際に電話で取材させていただきました。「札幌グルメフーズ」の皆様、ありがとうございました。

ジンギスカンキャラメルについていろいろと質問してみた

Q1.ジンギスカンキャラメルが作られるに至ったきっかけ

札幌グルメフーズでは、珍しい味のキャラメルを作る計画が進んでいた。北海道といえばカニ、ラーメン、ジンギスカン。ということで、「カニ味」「ラーメン味」「ジンギスカン味」のキャラメルの企画が検討された。

残ったのが、「ジンギスカン味」だったというわけだ。採用されなかった2つの味も、パンチ力は十分そうだ。ジンギスカンほど売れたかどうかはわからないが…

Q2.主なターゲットは?

観光で来た方々へ。学生さんからご年配の方々まで幅広い世代の方々へ

Q3.美味しくしたら売れなかったって本当ですか?

本当です。一時的に味を美味しくしたところ、売れなくなったので、再び味を戻した(マズくした)

Q4.ジンギスカンの味のどの部分を強調したのですか?

全体的な雰囲気

Q5.マズいといわれることについてどう思いますか?

当たり前だと思う

Q6.正直、売れてるんですか?

札幌グルメフーズの商品の中では、かなり上位の売り上げです!新千歳空港でも販売されているので、ぜひ…

過去には最大で月間60万個売り上げたこともあるのだとか。しかもこの記録はどのキャラメルにも破られていないそうです。

お話を伺うと、TV、雑誌、インターネット等の取材が大変多いとか。これもまた、売れ続けている理由の1つなのかも知れませんね!

最後に

マズいのに10年以上売れ続けているジンギスカンキャラメル。それだけでもうレジェンドといっても過言ではない…

北海道の美味しいお土産ではもう物足りないという方にオススメしたい。また、ちょっと変わったお土産に。大嫌いな人へのお土産に…というのは冗談ですが(笑)

ジンギスカンキャラメルは、略してジンキャラと呼ぶ人もいる。ジンキャラ、いかがでしょうか?

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