真冬の稚内

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雪と風に見舞われる真冬の稚内

 今回は、稚内の冬の話題です。

 稚内は風の街。冬は雪と風に覆われます。統計によると、稚内市の積雪量は1メートル以下と少なく感じるのですが、実際はとても多く感じます。それは風が強い街なので、吹きだまりができるため実際よりも多く見えるのです。

 雪国以外の人にとっては「吹きだまり」が謎だと思うのですが、風に雪が飛ばされ、すごくたまるところと、そうでもないところができるのです。いつもひどい雪ばかりというわけではなく、低気圧が近づくと、とんでもない積雪、強風となり、外に出ることが辛い、嵐となります。

 1日の積雪が2、30センチともなると、道が雪に埋もれ、除雪が間に合わない。車を出すこともできず、ヘタすると会社にも行けない、なんてこともあります。あまりにもひどい場合、路線バス、列車などか運休、交通がマヒし、会社や学校が休みになることも。そんな状態が冬のシーズンに2、3回ほど。これを雪害と呼ぶらしい。

 雪害までじゃないけれど、そこそこの嵐や、大雪は一ヶ月に何度もあります。なので、暴風雪で飛行機が欠航するのは、日常茶飯事なのです。そうなると、道路、特に住宅地などの除雪はなかなか追いつかないので、雪道のぬかるみにハマったり、駐車場の除雪をしたりと、夏にはない苦労があります。

雪だるまになった車

雪国モンスターが出現

 雪をスコップでどかす雪かき、除雪作業は、時間のない働き世代にとっては、めんどくさいことこの上ないのです。玄関に積もった雪、車の上に積もった雪。除雪しないと会社に行けません。しかし、時間が有り余り、なおかつやることがない方々にとっては、除雪は趣味。そんな人もいます。趣味くらいなら良いのです。

 そこで現れるのが雪国モンスター。

 アスファルト舗装が出るほど除雪しないと気が済まない。そこまではいいのですが、自分の敷地に積もった大量の雪を道路に放り出す。そのせいで、通行する車がスタックしてしまう。隣、近所の敷地に自分の雪をそれとなく、あるいは堂々と入れる。自分の家や、共有スペースでもないのに、隣近所の人に除雪を強要する、など。

 これらの迷惑行為を繰り返し、聞く耳を持たない人が結構いるのです。誰にも迷惑をかけない除雪健康法は、非常に喜ばしいものです。しかし、自分勝手な行動で、近隣住民の厄介ものになった時点でそれはもうモンスターなのです。これが雪国モンスター。当てはまったあなた、自覚のないあなた、そんな人はこんな文章読んでないでしょうが、自戒してほしいものです。あなたはいろんな人から指を指され、ネタになってますよ!!

雪で道路の幅が半分になっています

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