北海道にもこんぴらさん?−初山別村豊岬金比羅神社

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北海道にも四国の「金刀比羅宮(ことひらぐう・こんぴらさん)」とゆかりの「豊岬(とよさき)金比羅宮」があります。

目次

なぜ北海道にも金比羅神社があるの?

豊岬金比羅宮鳥居

初山別村の道の駅周辺には、天文台や温泉、キャンプ場などがあり、「みさき台公園」と呼ばれている。その公園の階段を降りて行くと、豊岬金比羅神社がある。

見晴らしの良いみさき台公園
金比羅岬看板と階段

北海道の初山別村(しょさんべつ・むら)に、金比羅神社が建立されたのには、金比羅岬に関する伝説に由来する。

 風連別(現豊岬)沿岸は、昔から鯨・鮭・鱒の好漁場で明治20年代初頭には、鯨の群遊もあったことから「鯨とりの岬」とも呼ばれていました。明治40年頃のある日、この浜に四国の金比羅様のお札が流れ着いているのを奥瀬酉松(おくせ・とりまつ)という漁夫が発見しました。このままにしておいてはもったいないと思い、海に戻したところ、翌朝また同じ場所に流れ着いていました。こんなことを幾度か繰り返したが、その都度同じ場所に流れ着いたので、何か不思議な縁があるに違いないと岩の上に小さな祠を建ててお札を祀りました。

 この付近は波浪の高いところで幾度か遭難船もありましたが、お札を祀ってからはほとんどなくなり、いつか誰云うとなく、この岬を「金比羅岬」と呼ぶようになりました。

金比羅岬の伝説–神社看板より

「もったいないと思い、海に戻した」というのがとても気になる…。お札もきっと、拾って欲しかったから、何度も戻って来たことでしょう!

崖の中に神社がある

豊岬金比羅神社は、明治に建立され、大正15年に改築。現在のものは昭和28年9月漁師たちの寄付金で、新築したものだそうです。

海に面して建っているのでよりいっそう歴史を感じさせる

金比羅神社の前の海の中には、さらに大きな鳥居が建てられている。

海に建てられた鳥居

海の中に建つ大きな鳥居は、昭和56年に建てられたもの。

昭和56年の初夏、岩田金蔵が大漁祈願の意味を込めて金比羅の波打ち際に鮮やかな朱色の大鳥居を自費、自作で建立。その年の7月17日に大鳥居入魂式が行われた。岩田金蔵は、祠と大鳥居の直線沖網を入れることを考え、翌年8月、大漁の鮪(まぐろ)が獲れ300kgを超える大物も多数あり、かつてない漁獲であったという。その後、鮪漁はその年によって増減はあったが、平成5年頃まで続いたという。岩田金蔵は金比羅様のお陰と感謝していたと伝えられている。

金比羅神社看板より抜粋

こんなに素晴らしいものを、自費・自作とは、岩田金蔵さんは大工さんにもなれますね、って違うか…。

現在、北海道でまぐろが漁獲されるのは、戸井、松前、噴火湾などの南北海道が漁場地帯であり、北北海道は漁場ではない。300kgを超える大物って! 当時の驚きと感動を想像するだけでもワクワクしますね。

御朱印もいただける

お守り・御朱印は、「しょさんべつ温泉」フロントが臨時授与所になっているそうです。興味のある方はぜひ、お立ち寄りください。



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