名寄の上野農場ひまわり畑はスゴかった！

名寄のひまわりってどーなの？

　北海道でひまわり畑といえば、北竜町が有名です。名寄市もひまわり畑があるのは知っていたのですが、一度も行ったことはありませんでした。北竜町が1番なんだから、「北竜町のひまわり見とけりゃいいだろ」的な感じで、素通りしていました。

　「百聞は一見にしかず」で、なんでも自分の目で確かめることが大切だと常に思っていても、なかなかベストシーズンに行動できないものですね。今回たまたま名寄に立ちより、名寄のひまわりを見て参りました。

公式よりもすごい上野農場のひまわり

　名寄市の公式ウェブサイトなどを見ると、ひまわり畑として紹介しているのは「MOA農場」と「サンピラーパーク」。最初は「MOA農場」の方にお邪魔したのですが…。本当にここであってる？的な規模でした。一回見たらもういいかなぁ…。

　まだ満開じゃないからね〜。名寄だしまぁこんなもんか（失礼）。と思って帰ろうとしたところ、バイパスの「智恵文インター」あたりから目に飛び込んできたものは…無数のひまわり！

　こっちの方がめっちゃすごいやん！　見たい〜！ってなことになり、また名寄に戻りました😅こちらは、名寄の「上野農場」さんのひまわり。公式ウェブサイトには掲載されていませんが、絶対こっちの方がイイよ！！！！　

　ひまわりの数もすごいんだけど、細かい心遣いが最高です。

「MOA農場」にはなかった撮影台があったり、顔ぬきノボリがあったり、手作り感がまたいい。

　撮影台からの眺めは最高です。ひまわり迷路のように、道があり、たまにお客さんの顔がひまわり畑から覗くのが面白いです。北竜町とはまた違った、素晴らしいひまわり畑です。

　すごい数のひまわり！これほどの数のひまわりを世話するのって、大変だなぁと思いました。これなら毎年でも見にきたいなぁと思ってみていると…

　ひまわりのお世話をしていた上野家のお父さんが亡くなり、今年で最後のひまわりなのだそうです😢　もっと早くに知っておけばよかったなぁ…。

名寄のひまわり畑は農場ごと

　名寄のひまわり畑は、いくつかの目的があって育てられています。景観のため、畑の肥料のとして（緑肥）、ひまわり油の採取などがその目的です。景観といっても、北竜町のように大規模で、観光目的のものではなく、それぞれの農家さんが各自ひまわりを育てているという感じです。非常に小規模な農場さんもいらっしゃいました。

　それぞれの農場の場所が公開されていないのでよくわかりませんが、実際はもっとたくさんの、素晴らしいひまわり畑があるようです。

　名寄のひまわり自体は素晴らしいのに、認知度は低いなぁ〜と思います。その理由は、情報発信のやり方だろうなぁと思いました。

　「名寄　ひまわり」でヒットするのが「MOA農場」「サンピラーパーク」「智恵文」。智恵文地区にはひまわり畑がたくさんありますが、智恵文のどこなのかは謎という笑。まぁ、観光客が来て欲しくない農場もあると思うので、仕方ないですが。

　少なくとも、上野農場さんは、見にきていいよってノリだし、そういう農場さんだけでも公式にアップすればいいのに…。もち米のまちだから、ひまわり推しじゃないのはわかるけど…もっとなんとかならんのかい笑。

　今年で上野農場さんはおしまいということでしたが、素晴らしいひまわり畑でございました。上野農場さん、ありがとうございました。