稚内定期観光バス

Sponsored Link

定期観光バスパンフレット

目次

稚内観光をお気軽に

稚内を初めて観光するという人におすすめしたいのが、宗谷バス「稚内定期観光バス」だ。

知らない土地でレンタカーを運転したりするのは億劫であるし、事故も心配である。かといって、稚内の路線バス等を利用しようにも、路線バスの本数も少なく、タクシーは割高である。

定期観光バスを利用すると、バスガイドの説明もあり、時間も有効に活用できる。

定期観光バスは、午前(Aコース)と午後(Bコース)の二回出発しており、稚内到着時間に合わせて、コースを選ぶことができる。

運行時期

  • ゴールデンウィークの数日間(年により変動する)
  • 5月20日ごろ(開始時期も年により変動する)〜9月30日まで

Aコース

Aコースは、稚内駅を8時に出発し、すべての行程が終了すると、11時55分に駅に戻ってくる予定だ。

めぐる観光地は以下の通り。

①北防波堤ドーム

北防波堤ドーム

かつて樺太行きの連絡船が出ていた場所。ここから観光や移住、出稼ぎなどで、約284万人が旅立った。→北防波堤ドームについてはこちら

②稚内公園

氷雪の門

小高い丘につくられた稚内ない公園からは、遠くサハリンの島影が望まれることもある。公園にたてられた氷雪の門は、樺太島民の慰霊の碑である。

③ノシャップ岬

ノシャップ岬から利尻山を望む

ノシャップ岬からは利尻島、礼文島が見える。そのほか売店、水族館などがある。水族館では、定期観光バスの半券を窓口で見せると、団体割引が適用されるので、必ず持って行こう。→ノシャップ岬についてはこちら

定期観光バスの半券

④宗谷丘陵

宗谷丘陵と宗谷黒牛

広々とした丘陵地帯に、広大な宗谷岬牧場が広がる。放牧されるのは、「宗谷黒牛」とよばれる黒毛和種。

⑤宗谷岬

宗谷岬

言わずと知れた日本最北端の地。間宮林蔵の像や、「宗谷岬」の歌碑がある。売店では日本最北端到達証明書が販売されている。日付と時間が入って、宗谷岬にたどり着いた記念になる。→日本最北端の地の碑についてはこちら

下車観光は以上の⑤カ所となるが、帰り道は「稚内空港」と「副港市場」にて途中下車が可能だ(Aコースのみ)。

Bコース

Bコースの出発時間は14時(9月1日からは13時45分出発)となっている。行程が終わると18時15分に稚内駅に戻ってくる予定だ。

Bコースは、Aコースとほとんど変わらない。行く観光地はほぼ一緒だが、一カ所「百年記念塔」という場所が増える。

Bコースの場合

また、観光地をめぐる順番が変わる。

  1. 北防波堤ドーム
  2. 百年記念塔
  3. 稚内公園
  4. 宗谷丘陵
  5. 宗谷岬
  6. ノシャップ岬(水族館は17時で閉館しているので、入ることができない)

という順番で、少し回り方が違ってくる。宗谷岬からノシャップ岬に行く途中の道も、「夕日が丘パーキング」というところを車窓するため、距離が長くなる。

料金

Aコース−3,300円

Bコース−3,600円

Bコースは、「百年記念塔」の入場料分(300円)が高くなっている。Bコースの方が、観光地も一カ所多く、距離が長いため、車窓からの風景を長く見ることができる。時間に余裕のある人は、Bコースをおすすめする。

ちなみに…

宗谷岬に稚内駅から路線バスで行こうとすると、往復2,840円かかる。往復券で2,560円となる。

路線バスの本数も少ないので、宗谷岬についても、思った時刻に帰ってくることが難しい。

その点定期観光バスは、回る観光地も多く、それぞれの場所の説明もしてくれるので、お得感がある。

注意点

稚内定期観光バスは、それほど混雑しないが、JR北海道のキャンペーンの影響などで、満席になる場合がある。

利用される場合は必ず事前に予約することをおすすめする。

宗谷バスの路線バスで宗谷岬に行く方法

宗谷バス定期観光バス

Sponsored Link

利尻島

次の記事

利尻山