稚内という地名は難読地名であるが、やはりアイヌ語が元になっている。ほとんどのアイヌ語由来の地名がそうであるように、そこには自然が関係していた。
ヤム・ワッカナイ
稚内の地名の由来はヤム・ワッカナイというアイヌ語からきている。意味は「冷たい水の出る沢」。生活に欠かせない水が、湧き出ていたことを物語っている。その場所は「真言寺」裏手の山であり、今でも流れ出ている。
橋の下に昔からの湧水が流れつづけている。
貴重な飲み水として重宝されていたことだろう…。
橋の奥に行くと、水路がきちんと整備されていた。