山で食べ物を探そうの巻(山菜の季節突入!)
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北海道にようやくやってきた春。 春といえば山菜の季節! 春は食べ物がなくなったら、山へ取りに行けばよい! ということで山菜採りに行って参りました。
目次
山菜を採る理由…採る楽しみ、人にあげる楽しみ、ガチ食糧…etc.
雪解けの4月下旬から5月頃は、いろいろな山菜が採取できる時期です。休みの日がちょうど晴天ならば良いですが、悪天候が続いたり、山菜仲間と休みが合わないこともしばしば…。しかし山菜は待ってはくれません。どんどん成長し、食べられる時期はあっという間に過ぎていくのです。そんなわけで、山菜を採るための年休、通称「山菜年休(勝手に言っているだけ)」を取得する人も現れ、山菜フリークスの間では競争が過熱していきます。どれだけ大量に山菜を採ったか・山菜が採れるエリアをどれだけ知っているか・山菜料理を振る舞ったり…この時期特有の話題に花が咲きます。人はなぜ、山菜を採るのか…それは人それぞれ。見つけて採るのが楽しい、人にあげるのが楽しい、山菜仲間との交流、ガチ食糧。理由などない…そこに山菜が生えているから採りに行くだけのことだ…というのはウソで、絶対食べる為ですよね〜。
ってなわけで、猿払村の山奥へ。場所は死んでもヒミツです。
運悪く雨模様でしたが、もう後戻りはできない! ということで、構わず森へ…。今回の目的は、行者ニンニク、ヤチブキ、フキ、食べられるものなら何でも、です。他のライバルに採られていたせいか、行者ニンニクは少なめでした。
採るのに一生懸命すぎて、生えているところは撮影できませんでした。というか、撮影するのを忘れてました。ギョウジャニンニクは、スーパーなどで買うと、数本で100〜200円ほど。意外と高値です。→行者ニンニク
ちなみに雨の日に採取すると、行者ニンニクの葉っぱにタニシみたいなものがついており、下処理するとき毎回ギャ〜ってなるチキン野郎なのでした…。でも食べることには貪欲…。
行者ニンニクを探していると、立派な鹿のツノが落ちていました。メルカリで売れるかなぁ…とか思いつつ、下に鹿の頭蓋骨あったらどうしよう、触るのが怖いからやめとこう、などと考えていたら…山菜仲間の先輩が拾ってました(笑)ご近所さんにプレゼントするそうです。下に頭蓋骨がなくて良かった。
山菜あるあるですが、山菜を探していると、動物の遺骸はよく見かけます。1人だとびっくりして、ギャ〜っと飛び上がりますね。
こちらは葉わさびです。葉っぱも花も一緒にゆがいて食べると、わさび特有のツンとくるものがあります。水が流れているところによく見られるのは、普通のわさびと同じですね。
葉わさびよりもポピュラーなのが、山わさびです。地面に埋まっており、ホースラディッシュと呼ばれるのが一般的ですが、北海道では通称「山わさび」。すりおろして肉料理に添えたり、醤油につけたものをご飯のお供にしたりするのが人気です。
すりおろした山わさびは、瓶につめ、めんつゆや醤油で漬けておきます。刺身にもピッタリです。
シャクは、山ニンジンとも呼ばれ、葉や花がニンジンに似ています。セリとウドを混ぜたような香りと味で、将来は野菜として食べられる可能性もあるとか。おひたし、天ぷら、胡麻和えがおすすめの調理方法になっています。あまりクセはないかな〜というのが私の感想です。
ニワトコの木には、天然のキクラゲが生えています。ちなみにニワトコの芽は山菜の一種で、美味なんだとか。
見た目的に、ちょっと触るのに勇気がいります。どうせ食べるくせになに言ってんだ、って感じですけど! 雨が降っていたので、ふやけて柔らかかったです。軽く引っ張るとポロっと取れます。美容と健康にも◎。 コリコリして美味しいです。
次回はニワトコの新芽をゲットせねば! ちなみにニワトコの新芽は食べ過ぎるとお腹が下る人がいるそうです…。実は果実酒になります。いずれも過食はダメだとか…。気になりますね。
フキはこれからの季節ですが、一食分だけ採取しました。場所によっては、結構立派に育ってきています。
いざ、山菜バイキング!
山菜は下処理がめんどくさいですが、それもこれも食べるためです! 写真が暗くなってしまい、あまり美味しくなさそうですが、美味しかったです。
上段:(左)葉わさびのおひたし (右)シャクのごまあえ
下段:(左)キクラゲの卵スープ (中央)フキの煮物 (右)行者ニンニク醤油漬け
完成〜!
春のごちそう、いただきました。
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